顕紋紗 九寸名古屋帯(竜胆の丸・淡卯の花色)

透明感を感じる、淡い卯の花色の地に“竜胆の丸(りんどうのまる)”と名付けられた文様が織り出されています。有職織物の一つ、“顕紋紗(けんもんしゃ)”。ふっくらとした絵緯(文様を織り出す緯糸)に用いられた五色が美しく調和し、金銀糸を用いずとも素晴らしい品格を保っています。

辞書を引くと、有職とは「朝廷や公家の儀式・行事・官職などに関する知識。また、それに詳しい人。」とあります。つまり“有職織物”は元々、朝廷や公家の為のもので、十二単などに代表される「重装束」の色・文様・織を基本としています。
綾・浮織物・二陪織物・錦・羅・紗・穀などの多岐にわたる技法と、長い年月をかけ磨かれた美しい文様・色彩。その中で顕紋紗は、夏の装束などに用いられる薄機の有職織物。地組織の透け感とふっくらとした絵緯(文様を織り出す緯糸)のコントラストが大変美しい仕上がりです。

また8枚目のお写真をご覧頂くと、よくお分かりいただけるかと思いますが、通常の帯地とは異なり、文様を織り出す緯糸が一切生地の裏に渡っていません。1本1本の緯糸を丁寧に始末しながら文様をおりだしていく大変手間のかかる仕事。その中でもここまでの繊細な織は、西陣でも指折りの職人の手によるものです。

とても控えめですが、存在感と品格を感じる帯地です。やはりよそいきの小紋、色無地、付下などに合わせてお楽しみ頂ければと思います。お茶席などでお締め頂ければ、より帯地のもつ魅力を感じて頂けるはずです。お手持ちのお着物とのコーディネイトなどお気軽にご相談下さい。


顕紋紗 九寸名古屋帯(竜胆の丸・淡卯の花色)
素材 絹100%
長さ 約3.7m
巾  35cm
納期 寸法確定後約20日*お急ぎの場合はご相談下さい。
着用時期 6月〜8月(春単衣・盛夏)
着物合せ 小紋・色無地・付下等

■お仕立てについて
弊店にて検品後、弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。帯芯の堅さや、寸法のご相談などございましたら、お申し付けください。

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■お手入れについて
日常のお手入れは、部分的なしみ落としで十分です。長期間の保存の前や、全体の汚れが気になる場合は、ドライクリーニングをお薦めしています。ご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

■色について
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型番 251300300
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